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CTの活用と、上あごのインプラント治療・・・その2

もう少しで冬も過ぎ・・・
暖かい春がやってきますね(^^)

さて・・・先日、上あごにインプラント治療をする
お話をブログに書きましたが・・・
さらに難しい症例に関してです・・・

一口にインプラント治療を・・・と言っても、
口の中のどの部位にインプラントを植えるのか?
また、その植える部位の骨の状態がどのようになっているのか?
・・・といった条件によって、その難しさに違いがあります・・・

難しいといわれるインプラント治療の一つの例として、
顎の骨が痩せてしまって(吸収してしまって)いる
方に行うインプラント・・・があります

インプラントは、顎の骨に植えるものであり、
骨の少ないところ・・・ましてや無いところ・・・には、
当然植えることができず、インプラント治療によって
かみ合わせを作ることが出来ません・・・

上顎の奥歯のさらに上の部分には、副鼻腔の一つである
上顎洞・・・と呼ばれる空洞があります!
そしてその上顎の奥歯を失うと顎の骨が痩せて吸収し、
そこにインプラントを植えるための骨が無くなってしまいます・・・

この映像を見てください・・・

サイナスリフト1

これには、左側の奥歯が写っていますが・・・
左上の奥歯2本を失った状態であり、その上方に見える
真黒なスペースが、上顎洞という空洞です・・・

白く見える顎の骨が、薄くしか残っていない状態です・・・
この状態ではもちろんインプラントを植えることができません!

昔は、このような状態の場合は、患者様からインプラントの
要望があっても、お断りすることになっていたわけです・・・

しかし現在は、骨を作ることができるのです!!!

この映像を見てください!

サイナスリフト2

先ほどの状態に比較して、白い部分が増えたのが
わかると思います・・・
これは、自家骨や骨の補填材を、手術して入れたのです・・・
この手術をサイナスリフト・・・と言います!
しばらく待つと、しっかりとした顎の骨になってくれます・・・

その上で、インプラントをそこに植えて、かみ合わせを
作っていきます・・・

骨が無いから・・・インプラントができない・・・
と言っていたのは、過去の話です・・・

サイナスリフト3

サイナスリフト4

この2枚の映像は、上顎洞に骨を作る手術(サイナスリフト)
をする前と、した後のものです・・・
頭蓋骨を鼻の位置で水平に切って、頭の上から覗いた
CTによる3D画像です・・・

映像の下側が顔の前方であり、両脇に上顎洞という
空洞を見ることができます

手術した後は、その上顎洞に膨れ上がったところが
見えます・・・それが、骨の厚みを増やしたところです・・・

専門家でない方には、分かりにくいかもしれませんが、
上歯槽動脈が上顎洞の側壁に走っているのが見え、
骨を作ったその盛り上がりが、その動脈のギリギリの
ところに存在しています!

それは、CTのデータから位置を確認し手術をするからこそ、
動脈を傷つけずにそのようなことが可能になるわけです・・・

最近のインプラント治療は、技術や材料が進歩したことと、
診断するための機器(たとえばCT)が、発達したことによって、
このように、難しいとされていたインプラント治療も可能に
なっています!

どんどん進化する歯科医療・・・です!

しのぶ歯科誕生日(^^)

今日、3月8日で・・・
当クリニック、しのぶ歯科の
現在の建物でリニューアルオープンして
5年が経ちました!

1971年に、しのぶ歯科医院として開業し
2011年の3月8日に、新しいクリニックとして
生まれ変わって・・・現在に至っています

②

現在のクリニックには、総合的に歯科医療を
行うための様々な設備を整え、歯科医師、
歯科衛生士、歯科技工士、助手、事務スタッフ
・・・一丸となって診療に従事しています

⑬

これからもみんなで学び続け、より良い医療を
提供できるよう、精進していく所存です

頑張ります(^^)

CTの活用と上あごのインプラント治療・・・

なんだかちょっと・・・暖かくなって
きましたね(^^)
このまま春がくると良いのですが・・・(^^;

さて・・・今日は、上あごのインプラント治療に
ついて・・・

上あごの奥歯の部位の上方には、鼻の穴(鼻腔)の
両脇にある骨の中の空洞(上顎洞)があるため
顎の骨の量が少ない方が多いのです

ですので、インプラントを骨に植えようとしたときに
十分な骨の量が無い・・・ということも多々あります

そういった場合には、骨を増やす(骨の再生)治療を
同時に行わなくてはいけません

 

まずはこの映像を・・・

左上7番欠損1

CT撮影を行い、そのデータから3D画像を表示したところです
ちょっと見にくいかもしれませんが、上の奥歯が一本ありません
※向って右上の一番後ろの奥歯です・・・

その部分の断面を見てみると・・・

左上7番欠損4

青い縦のラインが走っているところの上の部分を見ると
薄い骨が残っているのが分かります
※白い部分が骨で、その上の黒い部分が上顎洞という
空洞を表しています

上顎洞までの距離は4mmほどしかないため、
このままではインプラントを植えられません・・・
※通常のインプラントは、8mm以上の長さです・・・

で・・・ソケットリフト(インプラント植えると同時に上顎洞の底を
持ち上げて骨を増やす方法・・・)を行ってインプラントを植えると

左上7番 Socket Lift4

先ほどと比較して、上顎洞の底が持ち上がり、インプラントを植えた
周囲に白い骨が増えているのがわかると思います

これを3D画像で、上顎洞を上から覗き込んで見てみると
術前、術後でこんな感じです・・・

左上7番欠損2

左上7番 Socket Lift3

2枚の映像を比較すると、右側に見える上顎洞の底が
こんもりと盛り上がっているのがわかると思います

しっかりとした診断(CTなど・・・)を行い、
しっかりとした手技をもって行えば、非常に安全で確実な
方法です・・・

いずれにしても、その状況がどのようなもので、それに対して
適正な方法は何か???・・・ということを、良く考えて
方法を選択する必要があります!

でも何よりも・・・色々な方法が選択できるようになった
現在のインプラント治療は、非常に有効にかつ安全に
そして確実に行えるようになってきました

上あごのインプラント治療は、過去においては難しいとされて
きましたが、このような診断と方法を活用すれば
現在においては、十分に可能なものになってきています

日進月歩の材料と技術の革新!!!
目が離せませんね(^^)

うるう年の今日・・・にまつわる話し(^^)

今日は2月の最終日!29日です
みなさんもご存知のうるう年の2月29日です

例年より一日多いわけで、なんか得した気分?(^^;

ところで・・・ちょっといきなり話しが変わるように
思われるかもしれませんが・・・
秋分の日!ってみなさんご存知だと思いますが、
年によって秋分の日が変わるってご存知ですか?

実は僕の誕生日が9月22日なのですが
その翌日9月23日は秋分の日!・・・と
僕は小さい頃から記憶してました

実際にほぼ23日が秋分の日なのですが
今年の秋分の日は・・・9月22日なのです

実は、秋分の日は日にちが変わるのです
※春分の日も日にちが変わります

で、Wikipediaで調べてみると・・・

天文計算上、1979年は9月24日で、
1980年から2011年までは毎年9月23日で変わらず、
その後2012年から2044年までは閏年に限り9月22日、
平年は9月23日と計算される[1]。
なお、2012年の秋分の日は116年ぶりに9月22日だったが、
当時の祝日法では振替休日が発生しない土曜日と重複した。
また、秋分の日が9月22日となったのは
国民の祝日制定後としては2012年が初であった。

と・・・なっています

つまり・・・随分前は、24日だったようですし、
今はうるう年に限って22日だということのようです
(^^;・・・知ってました?

さぁ〜て・・・今週も張り切っていきます!!!

昨日はドクターや技工士さん集まっての勉強会!!!

昨日の診療後には・・・
ノーベルガイドプランニング教室でした

僕は、このノーベルガイドプランニング教室北陸の
塾長をしていて、3週間おきに富山と金沢にて交互に
このセミナーを開催しています

昨日は、富山での開催でした・・・

このセミナーは、インプラント治療を安全安心、
そして確実に行うための、治療のシミュレーションや
コンピューターガイドによる手術法など・・・
様々なことを学ぶものです

僕らのスタディーグループ、有志会のメンバーの
先生方や技工士さんたちが、多く参加されています

毎回、様々な症例を通じて勉強していますので
多くの情報を共有する事ができます(^^)

IMG_1002

IMG_1007

こんな感じで、参加者がご自身の症例をもって
相談にいらしてます!

実際の臨床に携わる歯科医師や技工士が一同に会し
ディスカッションしたり、症例を検討することは
大変意味のあることです

これからも頑張って、継続していきたいと思います(^^)

 

 

先週・・・色々盛り沢山でした(^^;

今朝は雪も降り・・・ちょっと寒くなってますね
早く、春が来て欲しいものです・・・(^^;

さて先週は・・・色々とバタバタ忙しかったです

9日(火)には・・・
毎週行っている、僕らのスタディーグループ有志会の
勉強会でした・・・

京セラから担当者がきてくれて、新しい歯科材料や
CAD/CAMのスキャナー・・・など、情報満載で
プレゼンをしてくれました

また・・・11日(木)には、東京にて・・・
シロナ デジタルデンティストリーサミット・・・に、
うちの技工士2名とともに参加してきました

IMG_0877

これは、昨今のデジタル技術がどのように歯科に
応用されているか?など、最新の情報を確認することが
でき、大変、有意義な時間になりました

さらに・・・昨日、14日(日)は、これまた
東京に出向き、セミナーに参加してきました

IMG_0915

これは、歯科医療における治療や、メンテナンス、
また予防に、点滴(たとえば高濃度のビタミンCなど)を
行うためのセミナーです

歯科が口腔内だけをみるのではなく、体全体への
アプローチも含め、統合的に診療をしていくために
こういった療法は、大変重要な役割を担うことに
なっていくだろうと思いますし、
しっかり勉強していきたいと思っています

そんなこんなの、バタバタした先週でしたが・・・
今週もはりきっていきたいと思います

今日の診療後は・・・また有志会の勉強会です

今日は、僕がオペを行い、メンバーの先生方に
ライブオペの見学をしていただきます!!!

さぁ〜て・・・ふぁいとぉ〜〜〜(^^)

 

 

前歯が・・・すきっ歯!で・・・セラミック治療

さぁて・・・今日は・・・
セラミック治療について・・・

前歯が、すいていて(間が空いていて)・・・
気にしていらっしゃる方は、結構いらっしゃいます

たとえば・・・このような状態

IMG_0802

上の前歯も、下の前歯も・・・どちらもすき間が
空いていて・・・見た目によろしくない(++)

歯列矯正治療を行って、間を閉じる・・・と
いうことも可能ですが、このように歯が小さくて
すき間が空いている場合に、歯のすき間を閉じると
全体的に歯の並ぶアーチを小さくするため
歯が全体的に内側に入ってきます

歯は、唇やほっぺた、そして内側の舌・・・という
筋肉組織の力によって、その位置の安定を保って
います

ですので、無理矢理内側に入れてしまうと
その後ずっと・・・それに抵抗するように
舌で内側から前歯を外側へ押し続けることになり
せっかく矯正して並べた歯並びが、安定せずに
またすき間が空いてくる・・・ということに
つながりかねません(><)

患者様の舌や唇の動きなど諸条件を診た上で
決めなくてはいけませんが、このケースでは、
前歯の表面を一層削って、セラミックをはりつける
ラミネートベニア・・・という方法をとりました

で・・・治療して数年後の写真が・・・

IMG_0805

メンテナンスにちゃんと通っていただいている
わけですが・・・非常に安定した状態です

セラミック・・・

この材料は、どんどん進化してきて
今や歯科治療に欠かせないものになりました

さらに勉強し、臨床に有効に活用して
いきたいと思います!!!

 

昨日は金沢でセミナー!ノーベルガイドプランニング教室

昨日は診療を早めに終えて・・・
金沢に移動・・・

ノーベルガイドプランニング教室でした!

僕は、ノーベルガイドプランニング教室という
インプラント治療を正確に確実に行うための
セミナーを、富山と金沢で行っているのですが

昨日は、その金沢開催の日でした・・・

IMG_0798 IMG_0799

集まった歯科医師の先生方が、それぞれの
患者様の症例を相談にいらっしゃいました

また、過去のこのセミナーで相談された症例の
症例報告もありました・・・

臨床医が集まって、様々な見地から患者様の
治療の診断を行い、方針を検討する・・・

これは大変、有意義なことであり、多くの学びを
得る事が、最終的に患者様の利益にもつながる
こととなります

さぁ〜て・・・今日も朝から診療です

はりきっていくぞぉ〜〜〜(^^)

前歯を失ったとき・・・どうする?

なんだか寒い日が続きます・・・
雪はさほどではないですが(^^;

皆さんは今日は・・・恵方巻き!
食べるのでしょうか?
今年の方位は・・・南南東だそうですね
でも一本を丸ごと食べなきゃいけないって
ちょっと・・・なかなかの苦行ですよね www

さて・・・

前歯を何らかの理由で失った時・・・

虫歯、歯周病・・・など色々ありますが、
ぶつけたり外傷によって歯が折れたり、
抜けたりすることにより、歯を失うことに
なる方がいらっしゃいます・・・

そういった方にインプラント治療をおこない
歯を再現させるのは有効な治療法なのですが
前歯なので、特に見た目!!!も非常に
大切なことです

インプラントを植えて、歯を被せて・・・
歯はよみがえったけど、両隣の歯と形の
バランスがとれてなかったり、周りの歯茎の
形が綺麗になってなかったり・・・

インプラント治療をおこなったけれども
なかなか綺麗な結果にならなかった・・・

ということも、聞かれる話です・・・

ではどうしたらいいのか???

インプラントを正確に適切な位置に植える
ということと・・・
周囲の歯茎や骨の処置を丁寧に適切な方法で
おこなう・・・

ということに尽きます!

そのために、当クリニックでは、CT撮影による
映像データを活用し診断し、そのデータを元に
コンピューターガイド手術ということを行うことで
より正確な位置にインプラントを植える・・・
ということをやっています

また、周囲の骨や歯茎を自然に維持するための
移植や様々な処置もおこないます・・・

現在の進化した診断機器や材料、器材を用い、
しっかりとした治療方法をもってインプラント治療に
取り組む事により、より良い結果が得られます

インプラント右上1番補綴前

この方は・・・真ん中の歯の向かって左側の歯が
折れてしまうことで失ってしまい、インプラント治療を
行いました・・・

最終的なセラミックの歯を作るために、歯の色を
確認しているところです・・・

で・・・被せると・・・

インプラント右上1番術後

このように、まわりの歯茎や歯と調和のとれた
セラミック製の歯を入れることができました

IMG_0749

これがレントゲン写真です・・・

ちなみに向かって右側の歯は、セラミック治療を
おこなっています

インプラント右上1番術後

今は・・・様々な器具器材、材料などが進化し、
それとともに、治療技術も発展し続けています

常に情報を収集し、勉強し続けて・・・
より良い医療を提供できるように
したいですね!!!(^^)

昨日は、有志会主催の日高先生講演会でした(^^)

いやぁ〜〜〜・・・雪!!!
積もりましたね(^^;

週明けの今日の仕事は・・・
まずは雪かきでしたぁ〜

さて・・・昨日の雪が降りしきる中・・・
富山県歯科医師会館にて、有志会主催の
講演会を行いました・・・

講演をしていただいたのは・・・
川崎市でご開業の日高豊彦先生です

日高先生は、東京SJCDの顧問をなさっている
日本における歯科医師のトップランナーの
お一人で、素晴らしい歯科の臨床を行って
らっしゃいます

その豊富な経験と知識のもとに行っていただいた
今回の講演会は、大変素晴らしいもので、
参加者全員が感銘を受けたことと思います

今日からの臨床の励みになりましたし、
ますます勉強していかなくてはいけないと
強く思った次第です・・・(^^)

IMG_0635

DSCN1942

で・・・最後に、有志会のメンバーと一緒に
記念撮影!!!(^^)

IMG_0640

日高先生には、僕らのスタディーグループ・・・
有志会の特別顧問にも就任していただきました

これから定期的に富山にきていただき、
僕らに講演をしていただくことになりました!

大変光栄であり、嬉しいことです(^^)

よろしくお願いいたします!!!