インプラントは何年使える?後悔しないために知っておきたい寿命の話

インプラント治療を検討されている方にとって、「インプラントがどのくらい持つのか?」というのは、事前に知っておきたいポイントです。
「インプラントは人工物なのでむし歯にならないし、一生持つのでは?」と思われていることもあるようですが、実はそうではありません。
ここでは、インプラントの平均的な寿命、他の治療法との比較、インプラントの寿命を短くしてしまう要因、インプラントの寿命を延ばすためのポイントについてご紹介します。
「インプラントは人工物なのでむし歯にならないし、一生持つのでは?」と思われていることもあるようですが、実はそうではありません。
ここでは、インプラントの平均的な寿命、他の治療法との比較、インプラントの寿命を短くしてしまう要因、インプラントの寿命を延ばすためのポイントについてご紹介します。
インプラントの平均的な寿命

インプラントの「寿命」とは、インプラントが口の中に残っている年数のことを指します。
インプラントの平均的な寿命は、一般的に10〜15年程度と言われています。
ですが、適切にお手入れされているインプラントは20年、30年以上使い続けられていることも珍しくありません。
最初にインプラントを入れた患者さんは、寿命を全うされるまで40年以上、インプラントを使い続けたという話はとても有名です。
このように、インプラントは使いようによっては一生使えるものなので、よく「半永久的に使える」と表現されます。
インプラントの平均的な寿命は、一般的に10〜15年程度と言われています。
ですが、適切にお手入れされているインプラントは20年、30年以上使い続けられていることも珍しくありません。
最初にインプラントを入れた患者さんは、寿命を全うされるまで40年以上、インプラントを使い続けたという話はとても有名です。
このように、インプラントは使いようによっては一生使えるものなので、よく「半永久的に使える」と表現されます。
厚生労働省のデータ
厚生労働省の調査によると、90〜95%ほどのインプラントが、インプラント治療後10〜15年経過してもお口に残っていることがわかっています。
つまり、ほとんどの人はインプラントを10年以上使っている、ということになります。
つまり、ほとんどの人はインプラントを10年以上使っている、ということになります。
他の治療法との比較
インプラント以外の治療法には、ブリッジ、入れ歯があります。
インプラントはこれらの治療法と比べて、一般的には平均寿命が長いことで知られています。
インプラントはこれらの治療法と比べて、一般的には平均寿命が長いことで知られています。

・平均寿命: 10~15年以上
・特徴:天然歯に近い状況を再現でき、よく噛める
・特徴:天然歯に近い状況を再現でき、よく噛める

・平均寿命: 7~10年
・特徴:失った隣の歯をたくさん削る必要があり、ダメージが大きい
・特徴:失った隣の歯をたくさん削る必要があり、ダメージが大きい

・平均寿命: 5~7年
・特徴:歯茎の上に乗せて使う。違和感が強め。
・特徴:歯茎の上に乗せて使う。違和感が強め。
インプラントの寿命を短くしてしまう要因
インプラントは一般的には長持ちさせやすい治療法ではありますが、状況によっては寿命を短くしてしまうことがあります。
インプラントの寿命を短くしてしまう主な要因は、インプラント周囲の感染「インプラント周囲炎」とインプラントにかかる「過剰な力」です。
インプラントの寿命を短くしてしまう主な要因は、インプラント周囲の感染「インプラント周囲炎」とインプラントにかかる「過剰な力」です。
インプラント周囲の汚れ

インプラントは骨に埋め込まれており、体の一部になっています。インプラント周囲のお手入れが不十分で汚れが蓄積してしまうと、そこに含まれる細菌がインプラント周囲の骨を溶かし、最終的にはインプラントを支えられなくなってしまいます。
喫煙

タバコを吸っていると、口内の血流が悪くなること、組織が酸素不足になりやすいことなどから、インプラントと骨の結合があまりうまくいかなかったり、細菌感染をおこしやすくなったりするため、インプラントの寿命が短くなります。
口内の乾燥

口内が乾燥していると、口内を健康に保つ唾液の作用が発揮されず、インプラントにとっても悪条件となり、インプラント周囲炎を起こすリスクが高まります。
口内が乾燥する原因としては、薬の副作用、口呼吸、喫煙、アルコールの過剰摂取、放射線治療の副作用、加齢、ストレスなどがあります。
口内が乾燥する原因としては、薬の副作用、口呼吸、喫煙、アルコールの過剰摂取、放射線治療の副作用、加齢、ストレスなどがあります。
全身疾患

糖尿病、骨粗しょう症、自己免疫疾患などの全身疾患は、骨の再生力や免疫力に影響を与えるため、インプラントがあまり長く持たない傾向があります。
歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりといった強い力がインプラントにかかり続けると、被せ物の破損や、インプラント周囲の骨の破壊につながります。
手術の精度

当然ながら、インプラント手術の精度が悪ければインプラントは長持ちしにくくなります。
インプラント手術の精度を悪くしてしまう要因としては、「技量不足」「診断不足」「感染対策の不備」などが挙げられます。
インプラント手術の精度を悪くしてしまう要因としては、「技量不足」「診断不足」「感染対策の不備」などが挙げられます。
インプラントの寿命を延ばすために知っておきたいこと
ほとんどの場合、インプラントの寿命を左右するのは、インプラントが入ってからのケアや取り扱い方です。
インプラントの寿命を延ばすためには、主に次のようなことを心がけましょう。
インプラントの寿命を延ばすためには、主に次のようなことを心がけましょう。

インプラント周囲炎を防ぐために一番大事なのは、「とにかくインプラント周囲に汚れを溜めない」ということです。
そのためには、毎日の歯磨きを丁寧に行うようにし、歯ブラシに加えて歯間ブラシやデンタルフロスなども使用して、汚れをその都度取り切るようにしましょう。
そのためには、毎日の歯磨きを丁寧に行うようにし、歯ブラシに加えて歯間ブラシやデンタルフロスなども使用して、汚れをその都度取り切るようにしましょう。

丁寧に歯磨きをしていても、取り残した汚れは蓄積してしまいますので、定期的にプロのクリーニングを受けることが大事です。
また、早期発見・早期治療のためにも、インプラント周囲に炎症を起こしていないか、骨の状態は大丈夫か、かみ合わせに問題はないか、といったチェックが必要です。
また、早期発見・早期治療のためにも、インプラント周囲に炎症を起こしていないか、骨の状態は大丈夫か、かみ合わせに問題はないか、といったチェックが必要です。

夜間の歯ぎしりや食いしばりがある場合には、インプラントを保護するために、夜間にマウスピースを装着して負担を減らすことが大事です。

インプラントを良い状態で維持するためには、体の健康状態も整えることが不可欠です。具体的には、健康的な食生活・生活習慣を送る、タバコは吸わない、アルコールを摂り過ぎない、持病がある場合には治療を受けて適切にコントロールする、といったことが大事です。