歯科コラム

衛生士による歯科コラム

2018年05月7日 (月)

6歳臼歯を守る方法について

6歳臼歯という言葉を聞いたことはありますか?6歳臼歯は、一生の間使っていかなければならない歯ですが、多くの方がむし歯にしてしまいます。今回は、6歳臼歯をむし歯や、他のトラブルから守るための方法について解説していきます。

6歳臼歯とは

6歳臼歯とは

6歳臼歯とは、その名の通り、6歳ごろに生えてくる歯で、多くの子どもの場合一番最初の大人の歯です。第一大臼歯とも言います。1番奥の乳歯のさらに後ろから歯ぐきを突き破って生えてきます。この6歳臼歯は永久歯の中でも特に重要な役割を果たします。上下左右の6歳臼歯で噛む力の85%を担うと言われているほど、一番強い歯です。また、6歳臼歯は一番はじめに生えてくる奥歯の永久歯ため、上下の噛み合わせの位置を決める働きもします。とても重要な歯なのです。

6歳臼歯によく起きるトラブル4つ

6歳臼歯はとても重要な歯ではありますが、同時にトラブルに見舞われやすい歯でもあります。例えば、以下のトラブルが起きることがあります。

①むし歯
6歳臼歯をむし歯にしてしまう子は多いです。一番奥に生えてくるため気付かず、磨きそびれてしまうことがあります。また生えたての歯は、歯ぐきがまだ半分かぶっていたり、手前の乳歯との高さが異なるため、磨きづらくむし歯にしてしまうことがあります。加えて、乳歯と比べると噛み合わせの溝が深く、複雑なため、汚れが残りやすいことも、原因となります。

②歯ぐきの腫れ
6歳臼歯は、歯ぐきを突き破って生えてきます。完全に歯ぐきから出るまでは歯と歯ぐきの境に食べ物のカスが溜まり、細菌が繁殖しやすくなります。そのため、歯ぐきが炎症を起こして腫れたり、痛みが出ることがあります。

③噛むと痛い
上記のように歯ぐきが腫れると、噛んだ時に腫れた歯ぐきに歯が当たって、痛みが生じることがあります。

④6歳臼歯が乳歯に引っかかって出てこない
6歳臼歯が斜めに生えてくると、手前の乳歯に引っかかってしまい、生えてこれなくなることがあります。

6歳臼歯をトラブルから守る方法

6歳臼歯をトラブルから守る方法

①ていねいに磨く
6歳臼歯をむし歯や歯ぐきの腫れから守るのに一番大切なことは、毎日の歯磨きです。6歳臼歯を磨く際は、まず歯ブラシを奥まで持っていってから、頬側に歯ブラシの持ち手をずらします。斜めの角度から歯ブラシを当てることにより、たとえ手前の乳歯との高さが異なっていても、6歳臼歯を磨くことができます。また、歯ぐきがまだかぶっているときは、タフトブラシを活用しましょう。タフトブラシとは、毛先が円錐形、もしくは三角錐になっている小さな歯ブラシです。細かいところに届きやすく、歯ブラシでは磨けない歯と歯ぐきの境目を磨くことができます。

②毎晩の仕上げ磨き
6歳前後の子どもは、まだ自分で歯をしっかりと磨くことができません。そのため、1日1回、できれば夜に大人の方が磨くようにしましょう。お子さんを膝の上に寝かせて、お口の中をよく覗き込みながら、6歳臼歯にしっかりと歯ブラシが当たっていることを確認して磨くようにしてください。

③フッ化物応用
ご自宅で簡単にフッ素を使用する方法は、フッ素配合の歯磨き剤を使用することです。できるなら発泡剤の入っていないジェルタイプのフッ素入り歯磨き剤を使用しましょう。500~1000ppmのフッ素濃度の歯磨き剤を使用すると効果的です。
また、年に2回は歯科医院でのフッ化物塗布をしてもらいましょう。歯科医院で使用されているフッ素は市販されているものよりも高濃度のため、よりむし歯予防に効果的です。生えてきたばかりの歯はまだ弱いため、その時期にフッ化物塗布をすると、より効果を期待できます。

④シーラント
シーラントとは、歯科医院で6歳臼歯の噛合わせの溝をプラスチックで埋める予防処置です。6歳臼歯の溝はとても深く、また複雑なため、食べ物が残りやすく、磨き残しやすいです。これが原因となってむし歯になってしまいます。シーラントをするなら、溝が埋められるため、食べ物が残る心配はありませんし、歯磨きもしやすくなります。

⑤定期的な歯科検診
気付かない間にむし歯になっていたり、その他のトラブルがお口の中で起きていることがあります。そのため、3ヶ月に1度、もしくはそれよりも早い頻度でお口の中を検診してもらったり、クリーニングしてもらいましょう。そしてその時に、歯科衛生士からブラッシング指導も受けるようにしましょう。

まとめ

6歳臼歯は奥に生えてくるため、磨きづらく、また噛合わせの溝が深い歯です。そのため歯ぐきが腫れたり、むし歯などのトラブルが起こりやすいです。6歳臼歯を守るために、以下のことを行いましょう。
・毎日の丁寧な歯磨き
・毎晩の仕上げ磨き
・フッ化物応用
・シーラント
・定期的な歯科検診
6歳臼歯は一生の間使っていかなければならない歯です。毎日のセルフケア、そして歯科医師、歯科衛生士と協力しながらお子さんの歯を守っていきましょう。
気になることがあれば、ぜひ遠慮なくご相談ください。

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