歯科コラム

衛生士による歯科コラム

2018年09月28日 (金)
投稿者: 笹岡

電動歯ブラシの正しい使い方について

近年、電動歯ブラシを使用する方の割合は増加傾向にあります。手頃な価格のものから高価なものまで、機能もデザインも多種多様です。そのため、どのようなものを使用すればいいのか迷われるかもしれません。電動歯ブラシは優れたものですが、使用するときにはいくつか注意していただきたいところもあります。今回は、電動歯ブラシの正しい使用方法について解説していきます。

電動歯ブラシの種類はおもに3タイプある

電動歯ブラシの種類はおもに3タイプある

ひとことに“電動歯ブラシ”と言っても、その種類はさまざまです。しかし、おもに3つのタイプがあります。

①電動歯ブラシ
電動歯ブラシは、ブラシ部分が1分間に2500~7500回動くことによって、機械的にプラーク(細菌の塊)を除去するものです。ブラシの部分が回転したり、振動します。

②音波歯ブラシ
20~20万Hzの音波振動によって、プラークを落とします。音波の振動により、ブラシが当たっていない部分でも周囲2mm程度の範囲まで、プラークを除去できると言われています。

③超音波歯ブラシ
160~200万Hzの振動によって、プラークを除去します。

電動歯ブラシの正しい使い方

電動歯ブラシの正しい使い方

電動歯ブラシは手で磨く場合よりも、除去効率が良いため、短時間でプラークを除去することができます。しかし正しく使用しなければ、良い効果を得ることはできません。

① 優しい力で磨く
電動ブラシは、手で磨く歯ブラシよりも高速振動するため、優しい力で磨かなければ、歯や歯肉を傷つけてしまいやすいです。今まで手用歯ブラシを使用していた方は、優しく当てることを特に心がけましょう。電動歯ブラシの種類によっては、強く当てすぎるとセンサーが働いて知らせてくれる機能があるものもあります。

② ゴシゴシと動かさない
電動歯ブラシはブラシ自体が振動したり、回転したりします。そのため、手用歯ブラシのようにゴシゴシと動かす必要はありません。逆に動かしてしまうと、汚れが取れなくなります。1ヶ所に付き2秒ほど当てるようにしましょう。その後、隣の歯に移動してください。3分を目安に全体を磨きましょう。

③ 歯磨き剤はしようしないか、ジェルタイプを使用する
多くの歯磨き剤には、研磨剤が含まれています。しかし、研磨剤入の歯磨き剤で磨いてしまうと、振動が強いため歯を削ってしまう恐れがあります。また発泡剤が含まれていると、お口の中が泡だらけになり、磨けなくなります。歯磨き剤は使用しないか、または研磨剤や発泡剤の含まれていないジェルタイプの物を選びましょう。

④ かみ合わせは直角に当てる
奥歯などのかみ合わせの溝を磨く際は、真上から90度の角度で当てましょう。

⑤ 歯と歯肉の境目は45度の角度で当てる
歯と歯肉の境には“ポケット”という溝があり、そこにプラークは溜まりやすいです。ポケットの中まできれいにするために、斜め45度の角度で歯ブラシを当てましょう。

⑥ 使用後は水洗し、乾燥させる
磨き終わったあとは、よく水ですすぎ汚れを落としましょう。また歯ブラシが濡れている場合、菌が繁殖しやすくなります。できるだけ風通しの良いところに置きましょう。

電動歯ブラシは3ヶ月に1度交換しましょう

電動歯ブラシのヘッドは、使用期限があります。多くのものは、3ヶ月に1度が交換目安になっています。しかし、商品によっては3ヶ月でないものもあります。必ず、付属の説明書を確認し、正しい交換時期を守りましょう。

電動歯ブラシでも磨けないところはある

電動歯ブラシは優れたものではありますが、完璧に磨くことはできません。歯と歯の間は必ず磨き残しができてしまいます。そして、歯と歯の間の汚れが放置されると、そこからむし歯や歯周病になりやすいです。そのため、電動歯ブラシで磨いたあとに、デンタルフロス、もしくは歯間ブラシを使用して歯と歯の間をお掃除しましょう。しかし、毎食後デンタルフロスなどを使うことはあまり現実的ではないかもしれません。そのため、1日に1回夜使用することを目標にしましょう。

3ヶ月に1度は定期検診を

上記にあるように、電動歯ブラシは優れているとはいえ、完璧に汚れを落とすことはできません。そのため、3ヶ月に1度は歯科医院で定期検診を受け、お口の中を専用の機械でお掃除してもらいましょう。歯と歯の間や、ポケットの中に潜むプラークや歯石を除去してもらいましょう。また、その際に電動歯ブラシを持参して、歯科医師または歯科衛生士から正しい電動歯ブラシの使い方を確認しましょう。自分では正しく磨けているつもりでも、気づかないうちに誤った使い方をしているかもしれないからです。ブラッシング指導を受けて、正しい磨き方を継続させましょう。

まとめ

電動歯ブラシには、メリットがたくさんありますが、正しく使わなければ効果を発揮することができません。優しい力で当てること、ゴシゴシ動かさずに、1ヶ所に付き2秒ほどとどまるようにすることを心がけましょう。また夜はデンタルフロスなども使用しましょう。そして、定期的に歯科医院でクリーニングすることにより、お口の健康を保っていきましょう。

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