歯科コラム

衛生士による歯科コラム

2018年07月6日 (金)

8020運動を達成するために今からできること

「8020運動」についてお聞きになったことがありますか?誰でもいつまでも健康に、長生きしたいものですが、それを可能にするために歯はとても重要な役割を果たします。今回は、8020運動の目的や、その目標を達成するために今からできることについて解説していきます。

8020運動とはどのような運動?

8020運動とはどのような運動?

8020運動とは、「80歳になっても20本の自分の歯を残そう」ということを目標にした運動です。今から30年前の平成元年に、厚生労働省と歯科医師会が共同して推奨するようになりました。
 なぜ20本という目安になったのでしょうか?私たちのお口には、基本的に28本の歯があります。親知らずがある方は最大で32本です。20本という本数が目標として掲げられたのは、20本あるならばほとんどの食材を自分の歯でしっかりと噛むことができるからです。

現在の8020の達成率は51.2%

2016年に行われた歯科疾患実態調査によると、この8020を達成している方は、
50.2%でした。これは過去最高の数値で、2人に1人以上が達成していることがわかりました。運動を開始した平成元年の達成率はわずか7%だったことを考えると、大きな進歩と言えます。しかし、”平均残存歯数”つまり、80歳の方の残っている歯の平均本数は、約17本でした。8020は50%以上の方が達成しており、その数は増加傾向にありますが、高齢者の数も昔と比べて増えているため、8020を達成していない方が増えているのも事実です。そのため8020をもっと多くの方が達成するためには、まだまだ改善の余地があるのです。

8020を達成するためにいまからできること

8020を達成するためにいまからできること
では、8020を達成するために、いまからどのようなことを心がければいいのでしょうか?

①毎日しっかりと歯磨きをする
歯を失う原因の1位は歯周病、そして2位はむし歯です。どちらもしっかりと歯磨きをすることによって、予防することができます。毎食後歯磨きをすることを心がけましょう。もし外出先で磨けないというときは、うがいをするだけでもしましょう。また、夜寝る前は時間をかけてしっかりと磨いてください。なぜなら、寝ている間は唾液の量が少なくなるため、お口の中の菌数が増えてしまうからです。そのため寝る前はできるだけていねいに磨くといいのです。また、朝起きてかも歯磨きをしましょう。起床時のお口の中は1日のうちで1番不潔だからです。朝ごはんや、お水を飲む前に歯を磨きましょう。

②デンタルフロス、歯間ブラシを使用する
歯ブラシではを磨いても、汚れの60%しか取れないと言われています。歯と歯の間は歯ブラシでは磨くことができないため、ここを磨かないといつまでも汚れが残ってしまいます。歯周病も、むし歯も歯と歯の間からなりやすいのはそのためです。ですから、デンタルフロスや歯間ブラシを使用することは絶対不可欠なのです。1日1回夜だけでもいいので、歯と歯の間をお掃除しましょう。可能であれば、毎食後使うようにしましょう。

③定期的に歯科医院でクリーニングしてもらう
どんなに一生懸命磨いていても、磨き残しはできてしまいます。そのため、定期的に歯科医師や歯科衛生士であるプロの方に専用の機械でお掃除してもらいましょう。歯の表面だけでなく、歯と歯の間、さらには歯と歯ぐきの境目にあるポケットの中など、普段自分だけでは磨くことのできないところまで徹底的にお掃除してもらえます。2~3ヶ月に一度のペースで、クリーニングしてもらいましょう。

④ブラッシング指導を受ける
自分では磨けていると思っていても、苦手な部分はどなたにもあります。歯科衛生士からブラッシング指導を受けて、歯磨きの技術を向上させましょう。また、デンタルフロスや歯間ブラシなどの正しい使い方も指導してもらいましょう。

⑤唾液の分泌量を増やす
唾液の分泌量が少ないと、お口の中が乾燥するため、むし歯や歯周病になりやすくなります。逆に言うと、唾液の量が多いとむし歯・歯周病を予防することができます。唾液腺マッサージをしたり、前歯の表側を舌で右に10回、左に10回動かす運動をして、唾液の量を増やしましょう。

⑥治療が始まったら最後まで通う
むし歯や、歯周病の治療が始まったなら、必ず最後まで通いましょう。途中で治療を中断してしまうと、歯を失う危険が高くなります。必ず最後まで通いましょう。また、③と重なりますが、痛いときだけ歯科医院に行くのではなく、何も症状がなくても歯科医院で定期検診してもらいましょう。

まとめ

8020運動は50%以上の方が達成しています。達成率をさらに伸ばすためには、いまから努力しなければいけません。以下のことを試しましょう。
①丁寧に歯磨きする
②歯と歯の間を清掃する
③定期的にクリーニングしてもらう
④ブラッシング指導を受ける
⑤唾液量を増やす
⑥治療は最後まで通う
8020達成を目指して、ぜひいまから行っていきましょう。

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