歯科コラム

衛生士による歯科コラム

2018年03月9日 (金)

抜歯後の治療方法について

むし歯や歯周病、破折などが原因で歯を抜かなければならないことがあります。しかし、抜いた歯をそのまま放置することはとても危険なことです。今回は抜歯後の治療を放置することの危険性や、抜歯後の治療方法について解説していきます。

抜歯後に放置するとどんな危険があるのか

抜歯後に放置するとどんな危険があるのか

抜歯の原因の大半は歯周病、そしてむし歯です。しかし、転倒や交通事故などの被害によって抜歯せざるを得ない状況になることもあります。1本くらい歯がなくても大丈夫と思い、放置してしまう方が中にはおられますが、それはとても危険なことです。

①前後の歯が傾く
抜歯をするとその空いたスペースを埋めようとして、抜いた歯の前後が傾いてきます。

②噛合わせの歯が出てくる
前後の歯が動くだけでなく、噛み合わせた歯(対合歯)も徐々に出てきます。

③噛合わせが崩れる
上記にあるように歯がなくなったスペースを埋めようと他の歯が動いてくるため、噛みが徐々にズレてしまいます。よく噛むことができなくなり、胃腸への負担も増えます。

④顔の形が歪む
私たちは無意識のうちに噛みやすい方で食事をします。そのため歯が少ない方ではなく、しっかりと残っている方で噛むことを好むようになります。そうすると片方に負担がかかりやすくなるため、顔の形も歪んできます。

⑤周りの歯がむし歯や歯周病になりやすくなる
歯は噛み合わさることによって、汚れを落とす働きをします。しかし噛み合う歯がないと、その歯に汚れがつきやすくなります。そのため、むし歯になったり、歯ぐきが炎症を起こして、歯周病になるリスクが高くなります。

⑥体のバランスが崩れる
噛合わせが崩れると、全身のバランスも崩れます。そのため肩こりや、頭痛などの症状が出る場合があります。

⑦発音、滑舌が悪くなる
歯を1本失うだけでも、特定の言葉の発音が悪くなる場合があります。

⑧見た目が悪い
奥歯はあまりわからないかもしれませんが、前歯をなくした場合見栄えが悪くなり、人前で笑えなくなるかもれません。

抜いた歯を放置すると、さまざまな危険があるのです。

抜歯後の治療方法

抜歯後の治療方法

では、抜歯後の治療方法にはどのようなものがあるのでしょうか。治療方法と、それぞれのメリット、デメリットについて解説していきます。

①部分入れ歯
入れ歯は1本の欠損から全顎欠損まで広範囲に適応できます。
〈メリット〉
・着脱式のため、清掃しやすい
・保険が適応されるため、治療費が安い
・治療期間が短い
・他の歯を大きく削ったりする必要がない
〈デメリット〉
・前後の歯にバネがかかるため審美的に悪い
・違和感がある
・噛みづらい
・審美的、機能的に良いものにすると保険外治療となり医療費が高額

②ブリッジ
ブリッジとは、抜歯された前後の歯を削り、そこに連結されたクラウン(冠)をかぶせて、歯がなくなった部分を補う治療方法です。健康な2本の歯を支柱として、橋をかけるように人工の歯を入れるため、2本の歯で3本分の力を支えます。
〈メリット〉
・天然歯と同じような感覚で噛める
・違和感が少ない
・保険が適応されるため、治療費が安い
〈デメリット〉
・前後の歯を大きく削る必要がある。むし歯にもなっていない健康な歯の神経を取らなければならなくなる
・連結されているため清掃が難しい
・清掃が難しいため、むし歯(二次カリエス)になりやすい
・清掃が難しいため、歯周病になりやすい

③インプラント
インプラントとは、抜歯された歯のスペースの歯ぐきを切開して、歯槽骨と呼ばれる歯を支えている骨に人工歯根を埋め込みます。その後土台、人工歯をたてていきます。
〈メリット〉
・天然歯のような噛み心地を味わえる
・違和感が少ない
・審美性に優れている
・他の歯を傷つける必要がない
・発音が安定している
〈デメリット〉
・治療期間が長い(3ヶ月から10ヶ月ほど)
・2回外科手術が必要
・治療費が高額(平均30~40万円ほど)
・重度の糖尿病や骨粗しょう症などの持病がある方は治療できない可能性がある
・メンテナンスを怠ると、インプラントが歯周病になることがある

インプラント治療はとてもよいものです。しかし、治療後のメンテナンスをすることは欠かせません。毎日ていねいに歯を磨き、そしてデンタルフロスで歯と歯の間の汚れを落としましょう。そして、定期的に歯科医院でのクリーニングを受けましょう。できれば月に1度、少なくとも3ヶ月に一度は検診に行き、インプラントの状態を診てもらいましょう。

歯科医師とよく相談し自分にあった治療を見つけましょう

抜歯した部分を放置することはとても危険です。前後の歯が傾いたり、嚙み合わせている歯(対合歯)が出てきてしまうため、噛み合わせのバランスが崩れます。そのため、抜歯したあとも治療する必要があります。
 主な治療法としては、入れ歯、ブリッジ、そしてインプラントがあります。それぞれの治療方法にはメリット、デメリットがありますし、場合によっては特定の治療方法を受けられない可能性もあるため、あらかじめ歯科医師とよく相談した後に、決めるようにしましょう。

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