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2016年09月16日 (金)

子供の矯正を「終わり方」から考えてみる

子どもの歯列矯正について、いつ頃からはじめられるの?はじめるのに一番良い時期はいつなの?と、治療をはじめるタイミングを気にする方は多くいらっしゃいます。しかし、「終わり方」について考えている方はあまりいないように思えます。治療をはじめる時期や、治療内容などの疑問・質問は多いものの、「終わり方」はあまり考えませんよね。そこで、今回は治療の「終わり方」から、子どもの歯列矯正を考えてみたいと思います。

子どもの歯列矯正、終わりはどこ?

子どもの歯列矯正、終わりはどこ?

■「リテーナー」について、知っていますか?
子どもの歯並びが整って、着けていた矯正器具が外れたらもう歯列矯正は終わりよね!と思っている方は、結構多くいらっしゃるかと思います。しかし残念ながら、矯正器具を外してよくなったとしても、治療は終わりではありません。治療後1~2年程は、整った歯列を固定する「リテーナー」という器具をつける必要があります。治療後の歯は、治療前の元の位置に戻ろうとする傾向があります。矯正器具を外してそのままの状態で放っておくと、いつの間にか歯が動いて歯列が元通りになってしまうことがあるのです。これを「後戻り」といいます。後戻りを起こさないためにも、リテーナーで位置を固定させることが重要です。
リテーナーは、取り外し可能なものが一般的です。矯正装置を外してすぐは、歯を磨くとき以外このリテーナーを装着しておく必要があります。その後、1時間、3時間、6時間…と、外す時間を長くしていき、歯列の固定具合をみていきます。リテーナーを外すタイミングや時間は、歯医者さんの指示にしたがうことが大切です。個人の判断でおこなってしまうと、せっかく美しく整った歯列がもとに戻ってしまいます。もちろん、リテーナーを完全にやめる時期も、担当の歯科医師との相談のうえで決定します。

■リテーナーが終わったら、本当の終わり?
リテーナー期間も終了したら、一旦は歯列矯正治療は終了となります。ここで「一旦」としておくのは、その後きれいな歯列のままの場合もあれば、何らかの原因で歯並びが乱れてしまう場合もあるからです。「え?じゃあ終わりがないってこと!?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、生まれつき歯並びがよい人でも、生活習慣などで歯並びが乱れることはあります。歯列矯正をしてきれいな歯並びになった人も、同じことが起こる可能性は大いにあるのです。

■経過観察がとても大切
子供の矯正に限ったことではありませんが、費用がかかる歯列矯正ですから、きれいに整った歯並びは出来るだけ長期間キープしておきたいですよね。それならば、経過観察はとても大切です。治療をした歯医者さんで、定期的に歯並びの状態を確認してもらいましょう。もし歯が動いてきていたら、その原因を探ります。例えば、舌の位置や使い方が出っ歯につながることだってあるのです。矯正後、無意識に行っていることが歯並びを悪くすることもありますから、定期的な歯科検診は必ず受けるようにしましょう。

「終わり方」から考える、「始め方」

「終わり方」から考える、「始め方」

子どもの歯列矯正について、終わりの部分、特に後戻りについてご説明してきました。後戻りは、歯列矯正をすれば誰にでも起こり得ることです。少しでも後戻りのリスクを低くするには、お子さんの成長を考えて、やはり早い段階から治療をはじめることが望まれます。個人差はあるものの、早期に治療をはじめた場合は、比較的後戻りしにくいといわれています。それは、子供の矯正が、歯を支えている骨を育てながら行う治療であることと関係しています。
子どもの骨は、成長している途中では柔らかく、成長とともに固定されていくものです。ですから、成長途中でしっかりと正しい位置で骨を育てることで、歯を支える骨を適切な状態で固定し、さらに歯自体の位置も正しい位置に整えていくことによって、きれいな歯並びでしっかりと固定されていきます。骨から整えるので、後戻りがしにくくなるというわけです。

費用面でも考えると・・・

子どもの歯列矯正が終わり、リテーナーも外れたら、そこからは定期的な歯科検診を受けるだけになります。歯科検診は、虫歯や歯周病などの早期発見にもつながるので、歯列矯正後かどうかにかかわらずきちんと受けてくださいね。
さて、出来るだけ早期治療のほうが後戻りしないということをご説明しましたが、こちらは、費用面に大きく関わってくるところです。後戻りしてしまった際にまた治療をしようということになると、さらに治療費がかかってしまいます。その後の生活習慣までは、歯医者さんもみることができません。治療した本人と、家族が気をつける必要があります。後戻りしやすければしやすいほど、再度治療しようと思うと費用がかさみますよね。必要最低限の費用で治療を終わらせようと思ったら、やはり後戻りしにくい早期の段階で治療をはじめ、治療後の定期検診をしっかり受けるほかないでしょう。子どもの歯列矯正の「終わり方」から考えると、治療をする時期や子どもへの影響など、いろいろと見えてくるものがありますね。

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