歯科コラム

衛生士による歯科コラム

2015年12月4日 (金)

「先進国ではすでに常識!?「予防歯科」で大切な歯を守ろう!」

1.トラブルを未然にふせぐ「予防歯科」をベースにした治療

トラブルを未然にふせぐ「予防歯科」

毎日きちんと歯を磨いているから大丈夫!
痛みがないから心配ない!
最後に歯医者に行ったのはいつか覚えていない。
思い当たる方は、歯や口の健康を守るために予防歯科をはじめませんか?

口の中の病気は、虫歯・歯周病・咬み合わせによるものがあります。実はこれらの病気はとても予防しやすいものなんです。
にもかかわらず、痛みや不安を訴えて歯医者にくる人はあとを絶ちません。
虫歯や歯周病は悪化すると、歯を抜かなくてはいけないこともあります。
乳歯なら抜いても永久歯がはえてきますが、永久歯を抜くとなると替えがきかないので大変です。
歯を失うことはあらゆる体力の低下・QOLの低下につながります。良いことなんて少しもありません。歯は人生のパートナー、生涯自分の歯でおいしく食事したいですよね。

予防歯科とは、虫歯や歯周病などのトラブルが起きてから治療するのではなく、トラブルが起こらないように事前に防いでいこうという考えかたです。
治療には時間がかかりますし、痛みを伴う場合もあります。
なにより歯や歯周組織は一度ダメージをうけると、完全に元の状態に戻すことはできません。
正しい知識を身につけて、トラブル知らずな歯でいたいですよね。

2.予防歯科の第一歩は自分を知ること

自分の歯が何本あるか知っていますか?
毎日鏡を見ることはあっても、自分の歯をまじまじと見ることは少ないと思います。
歯の大きい人、小さい人、八重歯の人、歯と歯の間に隙間のある人、口を大きく開けられない人、歯ブラシを奥にいれるとえずいてしまう人、色々な人がいます。
予防の仕方は、歯並び・歯の質・細菌・ライフスタイルなど10人いれば10通りの方法があります。
自分にもっとも合う、効果的な予防方法はなにか?
歯医者で専門家と相談し、自分のリスクを知ってセルフケアの方法を知りましょう。

3.専門家に指導を受けてセルフケア

専門家に指導を受けてセルフケア

セルフケアとは、専門家にうけた指導を自分で行うことです。
基本はブラッシング。
自己流のブラッシングは知らず知らずのうちに変な癖がついていたりします。
下の歯ばかり磨いていたり、いつも同じところに磨きのこしがあったり。
自己流を見直して、テクニックを身に着けることが必要です。
テクニックといっても、それほど難しいことではありません。
歯ブラシを当てる位置・力加減・動かし方をマスターすればOKです。
汚れが溜まりやすく虫歯になりやすいのが、奥歯の咬み合わせの部分。それと歯と歯茎の境目付近です。

歯ブラシは力任せにゴシゴシ動かすよりも、毛先が曲がらない程度の力加減でなるべく細かく動かすほうが効率的に綺麗にすることができます。指導していると一番ビックリされるのが力加減かもしれません。磨いた気がしない。くすぐったいと言われたりします。
ですが、強すぎるブラッシングは歯茎を傷つけたり、歯を削って知覚過敏を引き起こしたりします。
ゴシゴシ磨くというより、優しく洗いあげるイメージを持ってください。
もう一つ大事なのが道具選びです。ドラッグストアに行けば、たくさんの歯ブラシが並んでいます。その中から自分に合う最適なものはどれか?
ひとつひとつ試していくのは大変ですし、人気や口コミの良いものが自分にあうとは限りません。
これも専門家と相談してみましょう。
歯並びや口の大きさによって形や大きさを変える必要があります。あとは使う頻度によって交換するペースを決めておきましょう。

4.歯ブラシで落としきれない汚れは?

これで終わりではありません。
大切なのは歯ブラシでは落としきれない歯と歯の間の部分。ここはフロス、もしくは歯間ブラシ等が必要になります。
予防歯科の考えが浸透している欧米と比べると、日本のフロスの使用率はまだまだ低いのが現状です。フロスや歯間ブラシを使うことで大幅に予防効果をあげることができます。

歯磨き粉はフッ素が配合されていると虫歯予防の効果があります。寝る前に洗口剤を使って、夜間に増える細菌量をおさえるのもいいでしょう。ライフスタイルを見直して、リスクを減らせないか考える必要もあると思います。
パーフェクトにブラッシングしていても、間食に甘いガムやアメ、砂糖入りのコーヒーを口にしているとリスクは高まります。

5.足りない部分はプロフェッショナルケアで補う

足りない部分はプロフェッショナルケアで補う

予防歯科をするために良いこと悪いことを判断できる知識をもつためにも専門家と相談しましょう。
教えてもらったことを全て行えないときもあると思います。
体調が悪かったり、帰りが遅くなったり、やった方がいいと分かっていても他に優先したいことがある時。できない時はできないでもいいんです。
努力は必要ですが、完璧な人はいないと思います。
ですので、定期的に専門家によるプロフェッショナルケアを受けましょう。

プロフェッシナルケアとは、歯医者で専門家が行う治療のことです。
歯や歯茎の健康状態のチェックや、個人に合ったセルフケアを指導します。
必要であれは歯石を除去したり、フッ素を塗布したりします。
セルフケアの状態にあわせて年に数回、定期的に受けることが理想的です。

また、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)という専門的な処置もあります。
専用の機械と道具を駆使して、歯だけでなく普段磨くのが難しい歯周ポケットに入り込んだ汚れまで徹底的におとします。
最後には歯の表面をツルツルに仕上げることによって、汚れがつきにくいようになります。
処置後の歯は自然なツヤを取戻してとてもキレイです。
美容院でうけるヘッドスパ~トリートメントの流れのようなものですね。
処置中は、多少の振動は感じますが、痛みはなく眠ってしまう方もいます。
定期的に受けることによって、予防歯科の効果を高め、セルフケアをしやすくします。
その他にも、歯並びを整える矯正治療や、細菌対策など個人に合わせて様々な提案ができます。
予防歯科をするうえで、パートナーとなる歯医者を見つけることは必須です。

6.2つのケアをバランスよく

予防歯科は、セルフケアとプロフェッシナルケアを組み合わせることで初めて成り立ちます。

セルフケアだけでは虫歯ができ始めた時や歯茎が腫れてしまう等の予兆があった時、自己判断での対応は難しいです。
反対に、年に数回のプロフェッショナルケアだけでは防ぎきれません。

今までは治療に痛みや不安を感じたことがあり、歯医者のイメージは悪かったかもしれません。
ですが、予防歯科の考えを取り入れることによりそのイメージは良いものに変わっていくはずです。ぜひ上手に歯医者を利用してください。

7.思っている以上に相手に与える影響は大きい

仕事のできる人の靴は綺麗だという話を聞いたことはありませんか?
汚れやすい靴まで綺麗に管理できているということが、相手への信頼感に繋がるそうです。手入れが行き届き大切に履きこまれた靴は年数がたっても風合いを増し、履いている人の格を上げてくれます。
しかし、雑に扱った場合は同じ年数履いた靴でも劣化と捉えられるでしょう。歯も同じことが言えるのではないでしょうか。
口元から見える歯は顔の一部であり、相手に与える印象は大きいものです。歯が綺麗な状態とそうでない状態の印象の差はどうでしょう?

歯が綺麗だと、相手に清潔な印象をあたえイメージは格段にアップすることが分かると思います。
加齢によって歯がなくなることはありませんから、年をとっても綺麗な歯は若々しい印象をあたえます。
予防歯科を実践して手に入れた健康でツヤのある歯は、生涯にわたり相手に清潔な印象をあたえ、あなたをより一層魅力的にみせてくれるはずです。

インプラントのパンフレットを無料で差し上げます。

次回開催日は

2017年12月21日(木)

ノーベルガイドプランニング教室

世界で注目のAll-on-4を開発したマロクリニック東京と提携しています

All-on-4 という治療法を開発した
Dr. マロのクリニックが
東京の銀座にあります。
当クリニックはこのマロクリニック東京と提携を組んでおり、さまざまな難易度の高いインプラント治療にも対応
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