歯科コラム

衛生士による歯科コラム

2016年05月9日 (月)

予防歯科でお金を節約

1.患者側が予測しにくい治療費

歯医者に行こうと思った時に、治療費がいくらくらいかかるか不安に思ったことはありませんか?
今回の治療は手持ちのお金で足りるのか?
カードで支払うことができるのか?
全て治すのにかかる費用はどれくらいなのか?
痛みや不安を抱えている中で、お金の心配までしなくてはいけない。
歯医者に限らず、医療にかかる治療費は患者側が予測しにくいのが現状です。

2.実際に治療にかかる金額は?

実際に治療にかかる金額

日本には保険制度があり、加入していれば0~3割負担で治療を受けることができます。
保険治療は治療方法や材料が細かく決められていて、どこの歯医者でも安定した治療が受けられます。
同じ治療であれば費用は全国一律です。
保険治療のほかには、自費診療や自由診療と呼ばれるものがあります。
保険治療に定められている治療法や材料以外を使った治療です。
昨今、より良い治療方法や材料が次々と開発されてきています。
それらを使った治療を受ける場合は保険適応外となり、費用は全額自己負担になります。
保険治療と比べてかなり高額になります。
インプラント治療やホワイトニングなどが代表的です。
保険治療を選ぶか、保険外の治療を選ぶかは選択できます。
説明を受けたうえで納得した治療を選択してほしいです。
虫歯や歯周病は進行具合によって治療費が大きく変わってきます。
初期虫歯であれば治療費は1500円くらいですが、進行した虫歯の治療は数倍、場合によっては数十倍もの治療費がかかります。
通院回数も進行具合に比例して増えていきます。
しかも、1度虫歯を治しても詰め物の経年劣化は避けられないので、数年毎にやり替えが必要になります。
その度に、治療費がかかります。
今までに支払った治療費と費やした時間を考えると、どうでしょう?
虫歯や歯周病にさえならなければ、もっと有意義なことにお金と時間を使えたはずです。

3.では、予防にかかる金額は?

予防にかかる金額

では、虫歯や歯周病になる前に予防をしよう、という予防歯科を実践した場合の治療費はどれくらいかかるのか?
予防歯科の考えに共感していただいても、治療費が高くては続けられませんよね。
美容院やネイルサロンのように明確に伝えられたらよいのですが、予防歯科はそれぞれの状態によってオーダーメイドの治療のため、内容や歯の本数によって費用は変わってきます。
自分の場合はいくらくらいかかるのか、確認しておくのがベストです。
ここでは、大体の額をお伝えしたいと思います。
保険治療の場合は3割負担の方で3000円~4000円くらいでしょう。
レントゲンをとるとプラス1500円くらい。
PMTCは保険外の治療になるので、通う歯医者によって費用が違うので確認が必要です。

つまり、3ヶ月に1度通った場合12000円~16000円かかり、1年に1回レントゲンを撮ったとしても13500円~17500円です。
年間2万円もかからないということになります。
それでも、痛みもないのに通ってお金を払うのはもったいないと思う方もいるでしょう。
他のことにお金を使いたいと思うかもしれません。
ですが長い目で考えてみて下さい。
生涯医療費で比べると、予防歯科の効果が分かります。
生涯医療費とは、1人が生涯で必要となる医療費がどの程度かを推計したものです。
なんと、1人当たり2300万円だそうです。
このうち自己負担額は500万円近くになります。
予防歯科のために歯医者に定期的に通う人と通わない人の生涯医療費を調べた調査によると、予防歯科をしている人は、48歳までの総医療費は平均より高いものの、49歳を過ぎると平均を下回り、その後は差が広がっていくということでした。
49歳以降の差が広がっていくということは、歯の健康を守ることが他の病気の予防にも一役買っていると言えるでしょう。
予防歯科をした場合、自分の歯や健康を守れて、医療費も通院回数も最少に抑えられることになります。
歯が健康であれば絶対に他の病気にならないとはいえませんが、リスクは確実に下げられます。
予防歯科にかける費用と時間が将来の自分への投資になり、なおかつ費用は最少に抑えられるとしたら、すごくお得だとおもいませんか?

4.「○○しておけばよかった」の1位は?

「○○しておけばよかった」の1位は

ある雑誌に載っていたアンケートを紹介します。
仕事を定年退職された方1000人に聞いた、リタイヤ前にやっておくべきだった健康の後悔のランキングです。
1位 歯の定期検診を受ければよかった。
2位 体を鍛えておけばよかった。
3位 日頃からよく歩けばよかった。
以降は、たばこをやめればよかった、暴飲暴食を控えて健康に気を使った食事をすればよかった、なんでも相談できる医者を見つけておけばよかった、肌や頭髪の手入れをすればよかった等々。

健康の後悔の1位に歯の検診がランクインしたということは、それだけ歯の治療に苦労した人が多いということなのでしょう。
経験豊富な先輩方のアンケート結果には、重みを感じませんか?

道具や技術に進歩があるとはいえ、麻酔は痛いし、治療に使う機械の音は心地良いものではありません。
なによりお金と時間が奪われてしまいます。

私が出会った患者様で、総入れ歯の状態を改善するためにインプラント治療を受けられた方がいます。
上下に合計12本ものインプラントを埋入し、被せ物を作りました。
口元の印象は若返り、発音もしっかりとできるようになりました。
入れ歯の時にあったストレスはなくなり、食事の楽しみが増えたと喜んでもらえました。
ですが、その治療にかかった総額は高級外車が買えてしまうほどです。
期間は1年半にもおよびます。
治療をしたことで、その後の暮らしを豊かにできたのではないかと思っていますが、予防して歯を守れていれば、必要にならなかったかもしれない出費です。
この方も、若いころに歯を大切にしていればよかった、と後悔していました。
入れ歯からインプラントになり、QOL(生活の質)は上がったものの、やはり自分の歯に勝るものはありません。
家族には同じ後悔をさせたくないからと、お子さんやお孫さんの定期検診もすすめていました。

ちなみにお金と暮らしの後悔編では、
1位 もっと貯金しておけばよかった。
2位 いろんなことを勉強すればよかった。
3位 いろんなところに旅行すればよかった。

という結果でした。
予防歯科をして浮いたお金と時間で、お金と暮らしの後悔も減らせそうな気がしますね。

インプラントのパンフレットを無料で差し上げます。

次回開催日は

2017年10月25日(水)

ノーベルガイドプランニング教室

世界で注目のAll-on-4を開発したマロクリニック東京と提携しています

All-on-4 という治療法を開発した
Dr. マロのクリニックが
東京の銀座にあります。
当クリニックはこのマロクリニック東京と提携を組んでおり、さまざまな難易度の高いインプラント治療にも対応
できるようになっています。

マロクリニック東京

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